一日一善 133日目:草むしりとエロスと文明の記憶

今日の一善
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今日の一善:草むしりと哲学

今日は、淡々と草むしり。

その途中で、ふと考えた。


なぜ自然は、すぐに地表を植物で覆おうとするのだろう?

まるで裸を隠すように、
自然は“植物”という服をまとう。

そして僕ら人間は、
その服を剥ぎ取ろうとする。

それはまるで、スケベな男が、裸の女性に手を伸ばすような——
草むしりは、人間のエロスだと思った。


さらに考えてみた。

なぜ人は、こんなにも必死に草を抜くのか?

草が生え、木が育ち、森になり、獣が増える。
その“自然の支配”を恐れているからかもしれない。

僕たちは、森から逃げてきた猿。
だから本能的に、森の再来を恐れているのかもしれない。


ゴミ拾いも、同じことなのかもしれない。

ゴミが溜まると、不衛生になる。
感染症やヘビ、虫…人間にとっての“脅威”が集まる場所になる。

だから、人はゴミを拾い、
きれいな空間を保とうとする。

それは“生存確率”を上げる、本能的な行為。


そんなことを、黙々と考えながら草をむしっていた。

僕は——
草むしり哲学者なのかもしれない(笑)

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