特別支援教材開発研究所 10原則

特別支援教材開発研究所(TKK)は、「支援 × 創作」で子どもたちの「できた!」を生み出すことを目的に活動しています。また、子どもたちだけではなく、大人になってからも障害や気質などで困っている人のためにもなれるよう、広い範囲で活動しています。


そのために、次の10の原則を大切にしています。

① すでにある素晴らしい教材を、もっと多くの人に届けること

現場で活躍している教材サイトや工夫を紹介し、必要な人に届くようサポートします。


② 新しい教材を開発し続けること

子どもたちの学びや発達に寄り添い、「あったらいいな」を形にする創作を続けます。


③ 困っている人の力になること

教材や支援は、困っている誰かの役に立つために存在します。私たちはそのために活動します。


④ 営利を目的としないこと

教材は基本的に無料で提供します。販売が必要な場合も、運営費や材料費をまかなうための最小限にとどめます。


⑤ 教材の利用は自由。ただし、モラルを守ること

開発した教材は、教育や支援目的で自由に使っていただけます。
ただし、無断で特許を取ったり、転売・再配布したりすることは禁止します。


⑥ 現場の声に耳を傾けること

教材は使ってくれる人の声で育ちます。フィードバックや実践報告を大切にし、共によりよい支援を考えていきます。


⑦ 多様性と尊重を大切にすること

子どもたちの特性・背景・文化を尊重し、誰もが安心して関われる教材づくりを目指します。


⑧ 支援の知識や理論を分かち合うこと

教材づくりにおいて支援理論を創作し、「なぜこの支援をするのか?」「なぜこの教材をつくったのか?」をわかりやすく伝えていきます。


⑨ 創造の楽しさと遊び心を忘れないこと

支援にこそ、ユーモアやアイディアを。楽しくつくり、楽しく届けることを大切にしています。


⑩ 無理なく、持続可能な形で続けていくこと

焦らず、急がず、日々できることを積み重ねていきます。支援は、続けることで力になります。

また、子どもたちが大人になり、社会に出たときにも役立つものを届けたいと考えています。
いつかこの活動が会社という形となり、狭い雇用の選択肢を広げる一つの力になれるよう、努力を続けていきます。


🎓 最後に

すべては、みんなの「できた」に繋がるように。
小さな創作が、やさしい革命を起こすと信じて。

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